今回はジャニオカントの人選解説ですが、内容は↓の記事の続きです。
トップ下にプレースタイルナンバー10の選手を置き、司令塔としてのトップ下を実現するための人選解説になります。
今回使うのはディフェンシブ戦術です。
まずトップ下(エンガンチェ)の役割を振り返ります。アルゼンチンとナンバー10で解説したように
というのがエンガンチェの役割でした。
中央で起点になるためには中央にはスペースが必要です。よってあえて中央に人が寄ってこない攻撃エリアサイドの監督を選びました。
またカウンターロングパスなのでマラドーナにボールが入った瞬間に多くの選手が前線に走ります。これによりマラドーナのためにスペースを空け、多くのパスコースを作ります。
最後に守備について。エンガンチェは基本守備には参加しません。これを4312でウイイレで再現するのは不可能です。
ただ、リトリートの監督を使うことで、マラドーナのスタミナの消費はかなり抑えられます。
以上の理由からジャニオカント監督のディフェンシブ戦術を選びました。
まずスカッドの考え方。
FW,MFは2つの役割に分かれます。
1つ目がスペースメイク。
これはトップ下であるマラドーナがプレーしやすいように幅や奥行きを取り、スペースを提供するのが目的です。
画像で言うとCFのラインブレイカー、左CMFのボックストゥボックスがそれにあたります。また、DMFも上がりすぎないようにアンカーを配置し、マラドーナに最大限のスペースを提供します。
2つ目はゲームメイク。
これは主にマラドーナの仕事です。パスをさばき、試合を作ります。
マラドーナだけでは厳しい局面もあるので、サポートとして右にプレーメーカーを配置。ここもDMFにすることでマラドーナの邪魔をしないようにサポートします。
人選は上で解説したとおりです。DF,GKはお好みで。
攻撃はマラドーナを経由させることを意識します。
ナンバー10は抜け出しこそ少ないものの、相手に奪われにくい丁度よいポジショニングでパスを受けてくれます。
マラドーナがボールをもって前を向けば、前線には2人のラインブレイカーによって広大なスペースができています。敵も1人程度ならダブルタッチで抜くことも可能です。
守備のコツはマラドーナにカーソルを合わせないこと。
マラドーナの唯一の欠点はスタミナです。カーソルを合わせてボールを奪いに行くとスタミナがすぐ無くなります。守備は他の選手で行うように意識しましょう。
このやり方を守ればマラドーナのスタミナでも1試合フルで何とかなります。
今回はマラドーナをトップ下で使うための人選解説でした。
あまり使ってる人は見ないですが、パスの質や決定力の高さは使えばわかります。
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