今回はフォーメーション分析433編ということで、433を使う上での強みや弱みを考えてみたいと思います。
433は前線の3人が守備をせず前に残ります。これにより、ボールを奪った直後から人数をかけたカウンターができます。
中央と両サイドの選択肢があるので、どこからでも攻撃できます。
WGがいることにより、サイド突破はかなりしやすいと言えます。WGでサイドを崩してからのクロスは433における王道パターンといっても良いでしょう。
SBも攻撃に絡ませることで、より攻撃力が増します。
MF中央に守備的な選手がいることで、相手の縦パスをカットしやすいという利点もあります。
常にチームの中央に位置するポジショニングにより、攻撃のつなぎ役になることも可能です。
433は基本的にWGが大外に張る動きをするため、FWどうしの距離感が離れがちな傾向があります。
これにより、前線3枚のコンビネーションはやや難しいと言えます。
シンプルな433があまり使われない理由はここにあると思います。
433は構造上WGの裏に大きくスペースができてしまいます。
守備時にここでボールを持たれると対応が難しいです。SBやCMFが出ると他にスペースを空けてしまい、WGが戻ると奪った後のカウンターに支障が出ます。
ここを避けてできるだけ中央にボールを誘導したほうが良いかもしれません。
今回は433の解説でした。今作使ってる人はあまり見ませんね。前述のようにFWの距離感が遠く、攻めにくいことが理由だと思われます。
433使うなら疑似3CFで良いしね。
ただ、サイド攻撃は疑似3CFにはない良さだと思います。
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