今回の人選解説はハラベ ラポルタ監督。
現実のビエルサ監督です。
この監督を使う理由や考え方などはこちらの記事で紹介してます。
クライフ式343との違いとしてWGのところがこのフォーメーションではMFになっていることが挙げられます。
これによりWGの選手は守備に参加します。
これはクライフが復活させた古典的WGとは異なりますが、守備の難しさを考えるとこれはこれで良い気がします。
クライフのロマンを追いかけつつも、多少現実を見たフォーメーションになっています。
このスカッドでは偽9番を採用します。クライフが指揮したバルセロナもこんな感じだったそう。
チャンスメーカーかナンバー10で好みのほうを起用すると良いと思います。
僕は前に走る動きでスペースを作ってくれるのチャンスメーカーにしてます。
ここはシンプルに2列目からの飛び出しで良いと思います。
トップの偽9番と入れ替わる動きが強力です。
このフォーメーションの肝であるSMFにはBtoB or 無印の選手を起用します。
ここの選手は幅と奥行きを持ったポジショニングが仕事です。クロサーも試しましたが、ややポジショニングに奥行きが足りないと感じました。
また、チャンスメーカーが下りたスペースに飛び込む動きは得点パターンの1つです。
CMFはBtoBがおすすめです。攻撃参加はもちろん、このスカッドの弱点であるサイドの守備を担当するので、攻守にバランスの良い選手が良いと思います。
DMFはアンカー一択。他のプレースタイルでは守備が崩壊しました。
まず両サイドのCB。ここはビルドアップがおすすめ。ここの選手がある程度ドリブルで運べると一気にチャンスになります。スルーパスのスキルがあると完璧です。ここはCBというよりSBのイメージが分かりやすいです。
中央CBは自由です。パスが上手い選手だと便利です。
攻撃はサイドでの数的優位を生かして攻め上がるのが良いと思います。
ある程度持ち上がると、下りてきた偽9番の選手を使いつつ中央を狙います。また、サイドの数的優位を生かしてクロスからの得点も良いと思います。
守備戦術はありません。
「1-0で勝つより3-2で勝つほうが良い」というのがクライフの考えです。
クライフの監督時代は全体練習では守備の時間は取らず、攻撃の練習だけをしてたそうです。ロマンですね。
以上ラポルタ(ビエルサ)の人選解説でした。
ぶっちゃけ使いこなすのは至難の技です。ただ、人はロマンを追ってしまう生き物です。
このロマンの塊ともいえるスカッドを使いこなせれば、爆発的な攻撃力が生まれること間違いなしです。
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