今回はフォーメーション分析4222編ということで、4222を使う上での強みや弱みを考えてみたいと思います。
4222は中央とサイド、前線と中盤にバランスよく人が配置されたフォーメーションと言えます。言い換えれば、どこにボールがあってもすぐに対応できるということです。
前線からプレスするためには、できるだけ弱点となるエリアを作らないことが重要です。4222は守備をするうえで明確に弱点となるエリアはないと言って良いので、前線からプレスをするには最適のフォーメーションだと思います。
前線からプレスについては↓↓↓の記事で詳しく解説しています。
4222の配置のバランスの良さは、引いたときの守備でも強さを発揮します。
4-4ブロックによる守備で相手にスペースを与えないことを意識すれば、守備が崩壊することはまずないと言えます。
1つ不安な点を挙げるとすれば、中盤の底を担当する選手がいないこと。2ボランチの間の中央のスペースです。
なので守備時はこのエリアを重点的に守ることが重要です。
4222はサイドにSMF,SBの二人がいるのでサイド攻撃がかなり有効です。サイドからのクロスだけでなく、縦のドリブル突破やカットイン等も選択肢に入れておくと攻撃の幅は広がります。
守備面においてはほぼ無敵といえる4222ですが、その分攻撃面で弱点が存在します。
それがトップ下の不在。
これにより、中央での攻撃で工夫し難くなります。その結果、2トップ同士の安易なワンツーに頼った攻撃になりがちです。
その分ボランチに2列目からの飛び出しを起用するという方法もありますが、そうすると今度は4222の強みである守備が手薄になってしまうため、トップ下の不在は明確に4222の弱点であると言えます。
今回は4222のフォーメーション分析でした。
非常にバランスの良いフォーメーションと言えますが、攻撃は意外と難しいです。
それでも個人的には現環境トップクラスのフォーメーションだと思ってます。
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