今回はフォーメーション分析4312編ということで、4312を使う上での強みや弱みを考えてみたいと思います。
4312は2トップに加えて、トップ下がいるので中央を崩すのに適したフォーメーションと言えます。
4222と違ってトップ下がいることで、攻撃に変化をつけやすいです。
また人選の面でも、2トップを2ライブレにしてトップ下にチャンスメイカーやナンバー10(ジャニオ カント人選解説 Ver 2.0で解説)、2トップをライブレ+非ライブレで組んで、トップ下に2列目からの飛び出しを起用するなど、パターンが豊富で自分の好みに合った人選ができます。
4312はMFが4人なので4222と同じく、引いた局面では4-4ブロックで守備をします。この際に気を付けることは4222と同じで、中央のスペースをいかに守るかです。
またボールを奪われた直後はDMFが中央(中盤の底)に位置しているため、相手の縦パスをカットしやすいという利点もあります。
中央攻めは4312の強みですが、これは弱点にもなりえます。
中央を崩すことに重点を置いてる分、相手に中央を固められると攻撃が詰まってしまうことがあります。
ボールを奪われた直後は4312の配置なわけですが、この時にトップ下の両脇のスペースが空いてしまいます。
ここをカウンターで有効に使われるとかなりしんどいです。CMFが前に出て対応したとしても、今度はCMFが元居た場所にスペースができてしまうといった具合に守備が崩れていってしまいます。
4312は今でもよく見るフォーメーションですが、利点も弱点もはっきりしたフォーメーションという印象です。
意外と尖りのあるフォーメーションだと思います。
その尖りゆえに、よほどPSがない限りレート上げとかには向いてないかも。
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