サイドごとの役割分担

はじめに

先日の記事「プレー原則を決める」でビルドアップを右から行うといった内容を書きました。

これは僕が実践していることですが、このように左右によって選手に役割に違いを与える利点は何なのでしょうか。

右は組み立て、左はフィニッシュ

僕はどんなスカッドを組む時でも「右は組み立て、左はフィニッシュ」というコンセプトで組みます。

これによりある程度決まったパターンで攻撃ができます。

左右を問わない流動的な攻撃ができれば文句なしですが、実際のオンチャレでは相手のプレスもありなかなか思うようにできないのが現実です。

よっぽどプレイに自信のある人であれば問題はないと思いますが、そうでない人が大多数だと思います。

そこで組み立てるサイド、フィニッシュするサイドをあらかじめ決めておくことで、攻撃をある程度パターン化します。

これにより、攻撃が一気に単純明快になり自分の得意なパターンが見つかります。

役割分担の例としては前述の「右が組み立て、左がフィニッシュ」以外にも「右がポゼッション、左がカウンター」などいろいろあると思います。

攻撃が上手くいかないと感じてる方はぜひ試してみてください。