今回の記事は後編になります。前編はこちら。
前回はルイスアルベルトロマンによるポゼッション戦術の解説をしました。今回はそれを実現するための人選解説をしていきます。
CFはST起用でチャンスメーカーにします。前回の記事に書いたように今回は偽9番を採用します。ここのポジションはパス能力はもちろん、フィニッシュにも絡むので決定力も必要になります。味方も活かせて、自分でも決められるプレーの幅が広い選手がおすすめです。他はディバラやフェリックス等が候補です。
WGはウィングストライカーを起用します。ここの選手はラストパスを出すことが多いのでスピードよりもパス(数値、ワンパ、スルーパス)を重視します。また、ドリブルで簡単にはがせるダブルタッチもあれば尚良いです。持ってる人は少ないかもしれませんがフィーゴは結構おすすめです。
CMFには守備、攻撃と走り回ってほしいのでボックストゥボックスを起用します。ここの選手もラストパスが多いのでパス系の能力やスキルを重視します。また決定力や守備力もある程度必要です。
DMFはアンカーを起用します。動き回るCMFに対して中央でパス回しに関わり、試合を安定させます。またこのスカッドは攻撃参加人数が多いので後ろに残ってくれるアンカーは最適です。他にはブスケツ、グエンドゥジ等がおすすめです。
SBは攻撃的SBを起用します。これがスカッドの最も重要な部分です。前編で解説しましたがこの戦術はSBが高い位置で幅を取ることでポゼッションします。よって攻撃的SBが必要不可欠です。ただ被カウンター時にSBの戻りが遅いと一瞬でやられてしまいます。なので攻撃的SBの中でも守備ができる選手を起用します。他のおすすめはロバートソン、サネッティ等です。
CBはお好みで良いですが、僕はハードプレスを採用しています。理由はこちらが押し込んだ状況でカウンターを食らったときに早めに芽を摘んでおきたいからです。433は守備に参加する人数が少ないので引いて守る展開はどうしても不利になります。そこでハードプレスを使うことでリスク覚悟で即時奪還を狙います。とはいうものの自分が信頼できるCBを置くのが1番だと思います。
以上、2回に分けて究極のポゼッションについて解説しました。前編で書いたようにポゼッションは難しいので、ぶっちゃけカウンターのほうが強いです。
それでもポゼッションで勝ちたいという変わり者の方はぜひ参考にして試してみてください。完成に時間はかかるかもしれませんが、成功すれば楽しいことは保証します。
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