今回はハンジフリックの戦術解説をしていきたいと思います。
特徴的な形の4222の監督です。
STがトップ下になることでラインブレイカーを置いても適切な距離感を保ってくれるのがこの形の特徴です。
今回は人選については触れずに、攻撃の流れやスカッドの意味を解説していきます。
このスカッドはフォーメーションは4222ですが組み立ては4312の考え方をします。
4312でこのようなフォーメーションを考えます。上の4222とメンツは同じです。このの場合、OMFのロナウジーニョが前を向いてボールを持てるかが重要になります。
ただ中央は当然相手のプレスがきつくなるので、なかなか自由にプレーできません。なので、OMFのロナウジーニョは左サイドに移動してボールを受けます。
上の画像のようにOMFがボールを受けるために可変するイメージです。
なのでこのスカッドの攻撃の起点はLMFです。
2トップは前線に張り付くプレースタイルなので、LMFがカットインするスペースは十分あります。またLSBは攻撃的SBなのでサイドバックを使う選択肢もあります。
このように比較的自由にボールを受けられるLMFを起点に攻撃を組み立てようというのがこのスカッドのコンセプトになります。
今回はハンジフリック監督の戦術解説でした。最初に書いたようにこの形は2トップの距離感が絶妙なので、1度使ってみてください。
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