この記事ではプレーメイカーの特徴的な動きやその活かし方を解説したいと思います。
個人的にはプレーメイカーはビルドアップには欠かせないプレースタイルだと思います。スカッドに1人いるだけでパス回しが変わる存在です。
プレーメイカーの起用法としておすすめなのはインサイドハーフでの起用です。
画像は433ですが4312でも4321でも3バックでも良いです。
このポジションでプレーメイカーを起用するとCBとSBの間に落ちる動きをします。プレーメイカーが下りてきた分、前方には十分なスペースができるのでSBが高い位置を取ることができます。
SBが高い位置を取ることはサイドから相手陣形を切り崩せるので、ビルドアップにおいて重要なポイントです。
単純明快ですが、MFがCBとSBの間に下りてその分SBが高い位置を取るというのは現実でもよく見られる組み立てです。
またボールが前に運ばれた後は、ある程度後ろに残り、パスを散らす仕事をしてくれます。
アンカーと違って下がりすぎない絶妙なポジショニングが特徴です。またBtoBやハードプレスと違い、動き回ることもないので、ビルドアップで詰まったらすぐにボールを戻して、組み立てなおすことができます。
プレーメイカーはカウンター時にはかなり走ってくれます。アンカーと違い、時にはシュートまで行ける点でもプレーメイカーはかなり優秀です。
結局プレーメイカーとは、チームが前がかりな時は後ろに残り、カウンターでチーム全体が引いてるときは前に出る、チームのバランスをとってくれるプレースタイルと言えます。
上手く起用できればポゼッションの質が劇的に変わると思います。
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