今回はプレースタイルデコイランについて解説したいと思います。
ウイイレではフィルミーノやミュラーに代表されるプレースタイルです。
公式の説明を見てみると
ということですが、短い文章ではなかなか説明できないのがこのプレースタイルです。
おとり(デコイ)の動きといわれても具体的にどんな動きなのかわかりにくいと思います。そこでこの記事では僕なりに感じたデコイランの動きについて解説したいと思います。
今回使用するスカッドはこちら。
デコイランを活かすには3トップの中央がベストだと思います。このスカッドの人選に関しては明日記事にします。
今日のところは前線3枚とトップ下のプレースタイルだけ意識してみてください。
デコイランの特徴はRWG、この場合はインレシのメッシがボールを持った時に現れます。
逆サイドのST(ルンメニゲ)はラインブレイカーなので裏を狙います。
この時CFのデコイランはその場に留まります。
このことにより2つのメリットが生じます。
1つ目は留まったCF自身がフリーでボールを受けられること。
これにより手前のCBを食いつかせてその裏をラインブレイカーで狙うことができます。
青の矢印がボールの動き、赤の矢印が人の動きです。
2つ目のメリットはCFが裏に抜けないことで裏へのパスコースができることです。
これにより左のSTに直接パスを通せます。
右のようにCFが裏を狙った場合、CF自身がSTへのパスコースを邪魔してしまうことになります。
つまり裏に走らないというポジショニングで味方の選択肢を増やしてることになります。
このその場に留まるという動きがデコイランの最大の特徴だと思います。
今回はデコイランの動きを解説しました。今回使用したマルコロッシ監督の人選解説は明日の記事で紹介したいと思います。お楽しみに。
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